9/30(水) 女子サッカーがインターハイ種目になるための茨の道・・・U18関東・・・茨城の道・・・Which is the more difficult? 「平成24年から、女子サッカーがインターハイ種目になる」・・・ほぼ確定した情報として、各方面に流れており、開催地の長野も、積極的に動き始めてくださり、いよいよ・・・と、思っていました。 しかし、その後の平成25年、26年、27年・・・と、自然と継続できるものではないということが、わかってきました。サッカー専門部の先生方や、全国高体連の幹部の方々が承認しても、開催地域の行政がGOサインを出さなければ実現できない・・・サッカーに少しでも携わっている人であれば、女子サッカーは、オリンピックでメダルを狙える競技であり、発展途上にある競技種目であることはわかっているはずですが、世の中には、まだまだ女子サッカーの存在すらよく知らないという人も多いのも事実・・・すでに、予算組が完了している場合は、新規種目の参入は極めて困難である・・・長引く不況で、行政が慎重になることは、批判できない・・・ましてや、その地域に女子サッカー部のある高校が無ければ、イメージもわかないはずである・・・ ということで、作戦会議が開かれることになり、全国高体連事務局のある、都立日比谷高校、星陵会館に、日野先生・石山先生と、同行しました。大倉先生(全国高体連サッカー専門部部長)の音頭で、諸問題を検討・・・ 趣意書や、女子サッカーの歴史、大会要項などをコンパクトにまとめ、行政にプレゼンできる資料をつくらなければならない・・・時間も迫っている・・・しかし、「頑張ろう!」という前向きな気持ちを確認して、会議を終了することができたました。 女子サッカーがインターハイ種目になるためには、全国の先生方のご協力が必要です・・・ぜひぜひ、よろしくお願いします! まだまだ茨の道です・・・ 週末からU18大会関東大会が行われる茨城県から、連絡が来ました。 10月3日のひたちなか会場は、スポーツ広場で関東女子U18大会、陸上競技場では高円宮U-18準々決勝、野球場では県高校野球秋季大会準決勝が開催されます。 また、10月4日も野球場で県高校野球秋季大会決勝、体育館では東関東マーチングコンテストが開催されるため、大変な混雑が予想されます。 そのため、3日および4日についてはスポーツ広場正面の「南駐車場」は乗用車のみの駐車(要駐車証)とさせていただき、マイクロバスについては臨時駐車場への駐車ということで ご協力をお願いいたします。また保護者等の応援についても臨時駐車場への駐車になることが予想されますのであらかじめチーム内で周知いただきますようお願いします。 |
9/29(火) 村田様が、「文京らしさ」を戻してくれました! 最終調整@葛飾 週末、文京らしいサッカーができず、選手も私も、なんとなくモヤモヤしていた感がありました。そんな文京に、刺激を与えてくれたのが、村田女子高校でした。 当たりが強く、スピードが速い・・・特に、茨城出身のT選手は、メチャメチャ早い・・・つくばエクスプレス・・・ ボールをしっかり取切れなかったり、ボールを持ちすぎたり、パスミスをしたりすれば、大ピンチになる・・・パスミスすると、次は怖くなって大きなボールを蹴ってリスクをかけたがらなくなる・・・だんだんと雑になっていく・・・そんなとき、声をかけあう2・3年生・・・「蹴るな!」「丁寧に」「判断早く」「勝負しろ!」・・・U18都予選の頃の集中力が戻ってきた・・・ 「相手に合わせず、自分たちのサッカーをやれ!」という言葉をよく言いますが、基本的に駆け引きをしながら、アクションとリアクションを繰り返すわけですから、相手に合わせてしまうのは、無理も無いことだと思います。だからこそ、相手のレベルが高ければ高いほど、自分たちのレベルも上がる・・・ 見ていて迫力のある試合展開でした。3年生が引退し、来春の選手権予選に向けて、チーム作りをはじめたというY代先生・・・文京の10年間を、よく知っているYシロ先生・・・「ユースで全国でたら、本当にすごいよ・・・東京の代表として、みんなの思いを背負って頑張ってよ!」と、プレッシャーをかけつつも、本当に文京を応援してくださり、選手ともども、感謝しております。 「ヤシロ先生に、全員で、ちゃんと挨拶に行きたいんですけど・・・」と、キャプテン中村が言ってきましたが、解散時刻が遅くなっていたため、「10月1日に晴海で会えるので、そのときにご挨拶しなさい」と、伝え、昨日は行かせませんでいた。すみません・・・ U18関東に向けての最終調整も終わりました。 試験終了から、リーグ戦・ダルマカップ・秋の関東予選と、気が休まる時期がなかったのか、キャプテン中村選手も、お疲れモード・・・試合中、ずっと声を出すことで、相当なカロリー消費があったのでしょう・・・行きのバスの中でバクスイするのは珍しいこと・・・よほど疲れているのでしょう。明日、水曜日は、自主練習に切り替えることにしました。 10/1 木曜日 関東高校女子予選の決勝リーグ第1節(VS 修徳) 10/2 金曜日 午後、茨城に向けて出発 体調を万全に・・・私も、歯痛と戦いながら、頑張ります! |
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9/27(日) 自分に負けてしまったら 感動は与えられない マケルナヨ! 9月6日・・・感動の試合(成立学園に勝利しU18関東を決めた)から3週間・・・晴海総合に戻ってきました。 絶対に負けられない十文字戦を引き分け、絶対に勝たなくてはならない成立学園戦に1−0で勝利した文京学院は、多くの人たちを感動させた・・・ しかし・・・今日の文京学院は・・・前半、攻撃陣のトラップミス、パスミスが目立ち、13本のシュートは、すべて精度に欠き、徐々に自分のプレーに苛立ち、冷静さを失い、泥沼に陥っていく選手たちがひとり・・・ふたり・・・さんにん・・・そんな状態では、見ている人を感動させることはできませんでした。 一生懸命やっていないわけじゃない・・・みんな必死・・・しかし、晴海総合のグランドは、ボールコントロールが難しく、いつもの何倍も、トラップには気を使わなくてはならない・・・そんなことはわかっているはずなのに・・・油断があったのか?・・・もっとできるはずなのに、できないという焦りがあったのか?・・・確かに、時田・原志帆という、2名のテクニシャンが不在というだけで、ボールの保持率は落ちるかもしれない・・・うまくいなかいかもしれない・・・しかし、そんなときこそ、声をかけ合い、自分ができることを最大限にやり続けるような選手でなければ、感動を与えることはできません。 U18都予選の2回戦以降は、1−0、2−0、0−1、1−0、3−1、2−2、1−0と、僅差の試合が続きました。相手を引き付けて、キッチリ奪って、そこから速攻を仕掛けるという試合展開が続きました。昨日、今日は、まったく違う試合展開・・・カウンターで抜き去るような場面はなく、常に前方には敵がいる・・・そんなときは、どうすれば良いのか・・・考えないで、テキトウにプレーしてしまったら、相手の思う壺・・・ ハーフタイム・・・ 「どうせ、また、サッカーノートに、「今日は、自分の調子は最悪だった・・・」とか、ネガティブなコメントを書くんだろ!調子が悪いなら、今すぐに言ってピッチから去れ!試合に出たくて、ウズウズしている奴が納得しないぞ!うまくいなかいからって、イライラしたり、声を出せなくなったり・・・自分に負けるているようでは、感動は与えられないんだ!」 後半に入ると、「ファーストタッチを丁寧に」、「パスを浮かさず正確に」、という晴海グランドの鉄則を守り、徐々に得点を重ねて行きました。シュート本数は、後半18本・・・8得点・・・前半は、シュート13本・・・得点は、PKの1点のみ・・・この差は、まさに、トラップと、パスの精度の差・・・ 「FWのトラップミスは、DFが抜かれることと同じくらい重大なミスだ!」という、有賀先生の言葉を思い出しました。 試合終了後、学校に戻り、体験練習会を実施しました。当初は、9名の参加予定でしたが、中学リーグの都合で、参加できないチームがあり、6名での実施となりました。みんなシュートがうまく・・・文京の選手たちは、「ウメエ!」と、連呼していました。公式戦の後、学校に戻り、明るく元気に広報活動に協力してくれた選手たちに、学校を代表してお礼を申し上げます。ありがとう! これで、入学者が増えれば、みんなの気質のおかげです! 今日、参加できなかった方々のために、10月18日(日)に、再度体験練習会を実施します。これで、今年度は最後になります。「もともとは、うちのチームがお願いして、実施することになった練習会なのに、申し訳ありません!」と、丁重にお詫びのお言葉を監督さんからいただきましたが、そのおかげで、6人の中3と出会えたわけですから・・・さらに、10月18日も、もっと出会えるかもしれないので、やって良かったと思っています。 「入りたい選手は、いつでも参加してよいですよ」というスタンスでは、なかなか参加しにくいですからね・・・でも、私自身、「文京に来れば、必ず、育ててあげます!」という自信は無いので、積極的には呼び込めないのが事実です。 「文京を必ず育てて見せます!」という選手のご入学を、心よりお待ち申し上げます。 体験練習会を終え・・・ようやく少し時間ができたので、高1S選手のお父様にいただいた、U18東京予選をまとめたDVDを見させていただきました。すると、ひとつひとつの場面を思い出し・・・また、涙腺が危なくなりました。是非、関東大会の日に、選手たちに見せ、モチベーションを高めたいと思います。ありがとうございました! さらに・・・昨日の試合を、少年を連れて見に来てくださったOGKさんのお父様から、メールが届いておりました。 昨日見学させていただいた成果が早速本日の練習で発揮されました。帰りの車でも話しをしていましたが、「すごいよね〜あのGK、試合中ずーっと声を出しっぱなしだもの・・・」「GKだけじゃない、みんなが声を出している」今日の練習では、昨日見学をさせていただいた二人が率先して声を出して、それにつられて他のメンバーも声を出していました。 作戦成功でした。ありがとうございました。 それにしても中村さんの声の質が変わりましたね〜昨年よりも、そして先日駒沢で拝見した時よりも変わったような気がしました。以前は「励ましの声」と「要求の声」一辺倒だったものが、「指示の声」と「情報の声」になったような気がします。さすが、大所帯の主将になるべく選手なのでしょう。 もっともっと成長しそうな中村さん・・・期待しています。 |
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9/26(土) 声を出せるようになるまでの道のりは遠い・・・自分で近づけ! 高1の選手は、声を出さない選手が多い・・・というか、声を出せない選手が多い・・・ 「下手くそなのに、声を出すなんて、恥ずかしい」 とか 「励ましの声なんて、無駄な声だ」 とか そんなことを考えてしまうのでしょうか・・・ 仲間としての信頼関係が熟成し、声を出さなくてもパスがつながり、意思疎通が図れるようになっていき、中3という最高学年という自信と風格をチーム内で発揮していた環境から、高校生という、先輩だらけの環境に飛び込み、萎縮してしまうのでしょうか・・・ キャプテンの中村選手と、副キャプテンの原わ選手が、最初から声を出せたのは、中学時代、男子サッカー部の中での女子部員として、存在感をアピールするために、常に声を出すことが習慣になっていたからなのでしょうか・・・ 今日、文京サッカー部卒業生のお父様で、少年サッカーの指導者をやらているKさんが、小学生の男子を連れて、試合を見に来られました。「中村選手を見せるために来たんですよ。どれだけGKが声を出すことが大事かって・・・こいつは、なかなか声を出せないんでね・・・」少年の心に響いたでしょうか・・・テツの声が・・・ おそらく、今の1年生も、2年生になり、後輩が入ってくれば、声を出せるようになるはずです。しかし、今、もし、ピッチに立つのであれば、ここぞというときに、デカイ声を出して欲しい・・・自分の意思を思い切り表現して欲しい・・・ 「スルー!」「行きます!」 という自己主張の声 「フリーです!」「来てます!」 という情報の声 今の3年生は、声を出さなくても、人数が少なかったので、試合に出れました。 今の2年生は、レギュラーとして試合経験を積んできた選手たちは、声の重要性を痛いほどわかっていて、ここぞというときに、声を出せる選手が増えてきました。 今の1年生は・・・文京が成長するためにも、今までよりも早く、声を出せる選手になってほしい・・・ 今日試合・・・関東高校女子サッカー大会東京都予選1回戦・・・ 後半から出場した5人の控え選手たちは、一生懸命頑張っていましたが、試合をリードする選手にはなれませんでした。無理もないことです。当たり前のことです。でも、それでは、いつまでたっても控え選手のままです。「私がこのチームを勝利に導く主役なんだ!」そう思ってプレーできるようにならないと・・・逆転はできませんぞ!! 8人の相手に、後半、点を取れない時間が・・・22分間・・・20分1本の試合だったら、引き分けに終わっていましたよ!!このままでは、アカンですよね・・・ 明日の2回戦・・・対戦相手は都立国際高校・・・カルガモ卒のK選手が所属するチームです。文京のサイドアタッカー、T&Hが欠場という状況で、どこまで戦えるか・・・ダサくても、恥ずかしくても、声を切らさず頑張りましょう。挑戦者であることを忘れずに!! 今日は、飛鳥の会場で、飛鳥のコーチ陣と、いろいろお話することができました。ほとんど無給で、飛鳥のために尽くすコーチ陣たち・・・ダルマカップにも、3人のスタッフを引き連れて参加していた飛鳥高校・・・HOW MUCH WERE YOU PAID? ・・・という質問を投げかけると・・・NOTHING!・・・と、笑顔で答えるコーチ陣・・・「僕のサッカーの考えと、必ずしも同じではないので、僕は、あまり主張しないようにしています」と、サポート役に徹するスタッフもいれば、「冷蔵庫にあるプリンとか、飲み物とか、勝手に飲んじゃうんですよ・・・マジで大きな子供ですよ!」と、あきれながらも、恩返し?をする教え子のコーチもいる・・・金澤先生は、本当に幸せ者・・・きっとどこかに、人を引き寄せる「人運」があるのでしょう。 「この人を放っておくと、何をしでかすかわからない・・・」そんなヤンチャな真吾ちゃん・・・「オラは人気者〜♪」と、金澤シンちゃんの、替え歌を考えたのですが、完成できませんでした。もっともっとネタを仕入れたいと思います。 今日、午前中、会議を終え、出発時間ギリギリになり、バスに向かう途中で、中学生のN選手のお母様に、声をかけられ・・・「先生・・・大丈夫ですか?」と、言われました。きっと、顔面から、余裕の無さが出ていたのでしょう。副審の時間に間に合わない・・・と、切羽詰っていたときだったのを見抜かれました・・・やはり、人間、どんなときでも余裕を持たないとダメですね・・・ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。 中学生は、明日、駒沢補助で9時から練習ゲームを行います。久しぶりのゲームということなので、カルガモ隊長から、たくさん気合を入れられると思いますが、負けずに頑張ってください! |
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9/24(木) 千葉に着実に根付く・・・女子サッカーの源流・・・VMVシステム 今日から後期のスタート・・・始業式の前に、表彰式が行われました。サッカー部は、全日本選手権都予選準優勝、優秀選手(オカツ)、U18選手権都予選準優勝 の表彰を行いました。選手を代表して、主将の中村選手が、腰をかがめながらコメント・・・一部で、「顧問が原稿を書いているのでは???」という、噂が立ちましたが、そのくらい、しっかりとした重厚なコメントでした。 午後、軽めの練習を学校で行い、葛飾に向かいました。しかし、急遽、葛飾での練習ゲームが中止になり、判断を迫られる運転手トコ・・・取り急ぎバスを駐車するために新小岩私学総合運動場へ移動・・・すると、グランドが空いている・・・受付に行ってみると、「今日は貸切団体が終日抑えて、でも、もう終わって帰ってしまったんだよね。でも、終日料金を払っているから、貸し出しはできないんですよ・・・」と、丁重に断られ・・・まわりで走りこみだけして、着替えて解散かな・・・と思ったちょうどその時、コウヘイ先生から連絡が入りました。「今から市川(村田グランド)に来れば???VIDAもいるよ!!」・・・ありがたいお言葉・・・すぐに市川に向かいました。新小岩から市川グランドまでは、13km・・・やや渋滞していましたが、6時には到着しました。運転席の後ろに座るテツは、「駒込→新小岩→西船橋 バスツア〜 って感じですね・・・楽しいですねえ・・・」と、突然のアクシデントにも動揺せずに、私を励ましてくれました。ダルマカップ遅刻事件を経験し、たくましくなったのかもしれません。 市川村田グランドに到着すると、そこにはたくさんの中学生が、サッカーに夢中に取り組んでいました。FC VIDAレディース ユース・・・福井さん率いるチームです。千葉には能力の高い選手がたくさんいる・・・人工芝のグランドが完成し、選手たちをしっかり育てる環境が揃ったFC VIDAレディース ユース(千葉のカンバ委員長は、「ビダ」と、読みますが、「ビーダ」と読むのが正しいと思います)・・・千葉の女子サッカー発展の鍵を握るクラブチームであることは間違えないでしょう。 そして、高校で、主な受け皿になる村田女子、卒業後はVIDAトップへ・・・中高大と、一貫したサッカーの指導を受け、成長できる環境を作り上げた VMV(VIDA→MURATA→VIDA)システムは、クラブのモデルケースと言えるでしょう。 そんな環境に刺激されたのか、今日の選手たちは、動きが軽快でした。特に、3年生3人は、昨日とはまったく別人のような迫力を見せてくれました。このままの勢いを徐々につけて、関東大会では、大爆発してくれれば・・・ 練習ゲーム終了後、コウヘイ先生は、西船橋から帰る選手を駅まで送ってくださいました。「U18で、文京が全国行ったら、オラ大分さ行くだ・・・マジだよ!マジ!」と、冗談を言うコウヘイ先生・・・ありがとうございました。 スポーツマネジメントの新人、松澤さんから、U18関東大会で文京の会場となる「ひたちなか総合運動場スポーツ広場」の芝の状態の写真が届きました。差出人の会社名が、「スポーツメネジメント」になっていましたが、すぐに修正のメールが入りました・・・脇田社長には、内緒にしておきますので、安心してください!グランド状態も、なかなか良好のようです!U18関東大会まで、あと8日・・・頑張りましょう!! |
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9/23(水) 祝ダルマカップ!呪ヤンバダム!兄ヤシロコウスケ! →アルバム まず、選手たちにお詫びします。 顧問になって、初めて、大会に遅刻しました。 予想をはるかに上回る大渋滞・・・「どう行きますか?」と、他校の先生方から聞かれ、「上信越から菅平に抜けて、鳥居峠から行くのが一番早いと思いますよ!」と、アドバイスしていたにもかかわらず、藤岡ジャンクションで、軽井沢方面に行く車の量を見て戸惑い、さらに、ヤシロ兄弟の弟さんから、「伊香保方面は流れているよ!俺はそっちにきちゃったよ・・」と、お電話をいただき、「昨日の試合で逆転を許さなかったヤシロ弟さんを信じてついていこう!」と、後を追うことにしました。 確かに渋川伊香保までは順調・・・この時点で、到着予想は12:30・・・試合開始を1時間遅らせてもらって、何とか間に合う・・・ しかし・・・またまたヤシロ弟さんから電話・・・「吾妻渓谷からヤンバダムまで、ビッシリだよ・・・参った!!」と、浩平さん降参・・・ 刻々と過ぎる時間との戦いに、疲労困憊・・・到着したのは13:20でした。 1試合目の本庄第一戦は 不戦敗 キャベツリーグの初戦は、アップ無しでいきなり・・・ という、選手たちにとっては、過酷なスタートとなりました。 試合時間が遅れた関係で、20分1本勝負の予選リーグとなり、文京は1勝2分で、5チーム中4位という、フェスタの女王と言われるようになった昨今では、最悪の順位になり、選手たちには、申し訳なく思い、やり場の無い悲しみを、想定外の渋滞を引き起こしたヤンバダムと、休日ETC1000円割引にぶつけました。 しかし、ダルマカップで優勝した湘南学院は、前日の夜10時に出発し、横川SAで寝たとか・・・木村監督、恐るべしです。 また、PK大会で優勝・準優勝を飾った桐陽高校は、朝4時に学校を出発したとか・・・ 選手には、「何とかして、4時に来い!」とだけ伝え、あとは、親に任せたという吉岡監督・・・さすが、ピノキオ・・・ 監督の意識の違いでした。 U18に出場するチームで、試合に間に合っていなかったのは、文京だけ・・・前日、波崎から群馬に向かえばよかった・・・ダルマカップ主催者にも迷惑をかけ、選手にもいやな思いをさせ、本当に落ち込みました。PLAN(計画) DRIVE(運転) SEE(評価)を、イベント屋時代から、20年以上繰り返し、構築してきた自信とプライドが、崩れて落ちました。 普通なら、「ふざけんなよ〜」という顔をするのでしょうが、与えられた条件に文句ひとつ言わず、一生懸命頑張る選手や、健大高崎のスタッフ、保護者の方々の熱烈歓迎ぶりに心癒され、徐々に回復に向かいました。 試合会場から宿舎までの4キロ近い山道を、走って帰る学校を横目で見ながら、「今回は、私の判断ミスで、遅刻しているから・・・走らなければいけないのは、自分だなあ・・・」と、つぶやいていました。 2日目の朝・・・外を見ると、坂道ダッシュをしている学校がありました。湘南学院でした。何年か前に、草津の坂道を猛然とダッシュしていた、藤枝順心を思い出しました。その年、藤枝が、全国制覇を成し遂げた・・・なので、はっきりと覚えています。何かにとりつかれたかのように、走り続ける選手たちの姿が、とても印象的でした。タイトルをとるために、自分を追い込み、限界に挑戦する姿・・・そして、ダルマカップの覇者となった湘南学院・・・たくましいチームです。 3日目・・・最終戦は、同宿の十文字高校でした。目標は、「2失点以内におさえる」ということでした。すると、選手たちは、本当に2失点におさえました。攻撃陣は・・・先日のリーグ戦では、少ないシュートで3得点(1点はフリーキックでしたが)を決める決定率の高さを見せてくれましたが・・・今日の試合では、前回(9/20)よりもシュート本数は多かったと思いますが・・・決められませんでした。 決められず、負けそうになってくると、焦り・・・イライラしたり、一生懸命やってくれている審判に文句を言ったり・・・うまくいなかいことを、人のせいにする選手が出てくる・・・自分に負けてしまっている・・・どんなときにも、自分に負けないで、ひたむきに、できることを最大限にやって欲しい・・・20日の十文字戦では、「よくぞここまで成長したなあ・・・」と、感動するような良い働きをしてくれていた選手だっただけに、残念で、残念で、残念でたまらず、一喝してしまいました。(公式戦であれば、審判がレッドカードを出すでしょうが・・・) もし、1年生がそのような態度をとったら、それは、中学時代に原因があるかもしれません。しかし、3年生がそのような態度をとったら、それは、高校時代の指導者に責任があります。文京で3年間育った選手は、私が何を目指し、どんなことをしたいのか、わかってくれていると信じたいです。どんなときにも、人のせいにしないで・・・おそらく、今日の一喝が、最後の一喝だと思います。全力で、ひたむきに・・・チャレンジャーの必須条件を忘れず、最後まで感動を与え続けて欲しいと思います。後悔しないように・・・ ダルマカップは、指導者、保護者、選手が、みんなで協力し、つくりあげていく大会です。1泊3食、5500円、参加費3000円(チーム)という超格安費用で、天然芝のピッチで大会ができる・・・お昼にはトン汁が出る・・・多くの人の尽力が無ければ、絶対にあり得ません。 もう一度、高崎健康福祉大高校女子サッカー部 スタッフ・選手・保護者の方々へ、 大きく、大きく、お礼を言いましょう! 「ありがとうございました!!」 ダルマカップ出場 時田・原武・坂本(高3)/中村・原和・向山・田所・寺本・清水(高2)/岩崎・斉藤(高1) 予選: 本庄第一(0−3)・桐生(3−0)・幕張総合(0−0)・桐陽(1−1) 順位決定トーナメント: 羽黒(6−0)・成田北(3−0)・十文字(0−2) キャベツリーグ出場 伊藤・芦葉・中野・渡辺・増田(高2)/佐藤・松井・玉井・横内・菊池(高1) 予選: 幕張総合(0−2)・桐陽(1−0)・十文字(0−0) 順位決定リーグ 飛鳥(2−1)・十文字(1−1)・日本航空(0−3) 両チーム主務 原志帆(怪我治療中) 両チームとも交代要員無しで、頑張りました! しかし、交代要員がいないと、試合に出れるという安心感から、危機感がなくなるのも事実です。そのへんが、難しいところですね・・・ 明日、U18の調整第一弾(十文字様が、80分ゲームをやってくださります!) そして、週末から秋の関東予選 9/29 U18調整第二弾(村田様が、壮行試合をやってくださります!) 10/1 秋の関東予選 10/2 茨城入り・・・ となります。 |
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9/20(日) 1-0/1-1/2-1/3-1/3-2/3-3/3-4・・・2点差の恐怖を実体験! 高校リーグを予定していた会場が、使用できなくなり、修徳高校有賀先生の紹介で、千葉県富里にある、ナイキパークのグランドをおさえていただきました。(9月上旬の出来事です。)贅沢な上質天然芝で、3試合をやらせていただきました。本当に素晴らしい芝の状態でした。 「日当たりが良い 水はけが良い 使用頻度が少ない 芝の条件には最適の場所だ!」 と、天然芝ソムリエのG=PAN先生も、絶賛! 隣接するナイキファクトリーと、ナイキショップ・・・有賀先生ご用達・・・ バスで来ないと無理な場所なので、私学の5チーム(十文字・村田・成立学園・修徳・文京学院)が集結し、試合を行いました。十文字は、全員が揃うという日程組が難しく、リーグ戦の消化が困難・・・「ベストメンバーで」ということを優先すると、「ダブルヘッダーで」ということになりました。ただし、文京戦を第一試合に設定し、「私の仕組んだことではない!!」というアピールをしました。 当初は、最終戦に想定していた 十文字・文京戦 正直、試験明け直後の設定は、苦渋の選択でした。 しかし、十文字も、インフルエンザで部活禁止期間が長く続き、条件としては同じでした。 今年3度目の J(Jumonji)B(Bunkyo)対決!〜国産牛ではありません〜 1回目 7月16日 Liga Student 人工芝(葛飾スポセン) 1-0 ◎ 2回目 9月5日 U18東京都予選 クレー(晴海) 2-2 △ そして、今日の3回目は・・・天然芝(ナイキパーク)・・・ 天然芝の恩恵を、最初に受けたのは 文京学院でした。 中盤で、向山選手が倒され、フリーキックをゲット・・・キッカーは寺本選手・・・天然芝での寺本選手のフリーキックの決定率は、極めて高い・・・見事なゴールで先制しました。 しかし、その後、DFが1対1で抜かれると、一瞬動揺が走り、ドタバタと・・・クリアミスを拾われて、ズドーン・・・同点に追いつかれました。 しかし、今日は、原武選手が絶好調・・・スピードを生かしたカウンターから、難しいシュートを決め、2−1で前半終了・・・ そして、後半、坂本選手の突破からクロスを原武選手が押し込み、3点目・・・ この時点で、選手も、監督も、「勝った!」と、思ってしまいました。あれほど、久喜高校の長谷川先生が、湘南との試合(5月の関東大会)のことを語っていたにもかかわらず・・・<湘南戦、2−1リードという想定外の展開になり、私は、正直、動揺しました。選手たちも、私たちも、守りに入ってしまい・・・まだまだ経験不足です。>(6/26 赤坂にて)・・・頭から消えていました。また、自由交代という「リーグ戦の余裕」のようなものが、何とも言えない、漫然とした空気をピッチに送り込んでしまったのかもしれません。交代で投入した選手が、いまひとつかみ合わず、何度かピンチを迎え始め・・・最後の53分、スタートの選手に戻し、「これで大丈夫だろう」と、思った矢先の出来事でした。 55分・・・失点 2−3 ここから十文字の勢いが激しくなり、プレスも速くなりました。それにビビリ、ラインを引いたままの状態になり、中盤にスペースを与えてしまいました。「このまま凌げば勝てる」そんな弱気になったのでしょう。よくある「逃げ」の心理状態・・・ しかし、勢いに乗った十文字の攻撃陣は、本当に素晴らしい・・・DFの手前でボールを受け、そこから前を向いて仕掛け、そしてシュート・・・グラウンダーの見事なシュートが、ゴールに突き刺さりました。58分・・・3−3 こうなると、さらに、「同点でも良い・・・勝ち点を取れば・・・」と、思う者、「何をすればいいの?」と、戸惑う者、ピッチに動揺が走る・・・足がピタリと止まる・・・ロスタイム・・・3−4 そして試合終了・・・サッカーには良くあるパターンで、自分も何度もそんな試合を見てきました。しかし、自分のチームで体験するまでは、「本当の怖さ」がわからないのかもしれません。今日は、良い教訓になりました。「2点差ほど危険な得点差は無い」と・・・耳にタコができるくらいに聞いたことがありますが、その理由を、明確に聞いたことはありませんでした。「逃げ切れるだろう」「逃げ切りたい」という願望の中で、失点したチームには焦り生じ、「あと1点」と思うチームの迫力に押される・・・追われる方は、消極的になり、追う方は積極的になる・・・よ〜くわかりました!U18関東前に、神様仏様が与えてくれた試練だと思います!!「もったいない」と思わずに、「良かった」と、思えるように、ポジティブに頑張りましょう! 応援にかけつけてくれた、成北オジサン・・・地元で、勝利を飾れず、すみません。 試合後、気持ちを切り替え、波崎に移動・・・全日本選手権関東大会を前に、3泊の強化合宿を行っているSFIDA世田谷のトップチームと練習試合に出向きました。 こちらは、完成直後の人工芝ということで、気持ちの良いピッチでした。レギュラーメンバーで30分×2本、サブのメンバーで30分×2本、15時〜17時40分まで、たっぷりやらせていただきました。文京OGの仲選手も、怪我から復帰し、SFIDAで頑張っていました。村田OGの畑中選手が怪我をして、松葉杖状態でしたが、ゴール前でのおしゃれなパスワークは、本当にお見事でした。文京は単体での勝負がほとんどですが、SFIDAのように、複数が関わり、ゴールを目指すことで、バリエーションも増える・・・勉強になりました。 「大丈夫ですか?最後のゲーム(レギュラーチーム)では、選手たちは相当疲れてましたよ・・・」と、韓流スターのように格好良いと、父の告別式のときに、身内で話題になっていた川辺監督が、選手たちを心配するほど、最後の方は、ヘロヘロでした。調整にならなかったかもしれません・・・すみません!! 試合途中で、2年前、十文字でGKコーチをされていた、上田コーチが挨拶に来てくださいました。三菱養和のGKコーチ時代は、時田選手のお兄様の指導もされていた上田コーチ・・・以前、いろいろとGK指導のコツを、教えていただいておりました。現在は、茨城の高校で、男子チームの指導をされているそうで・・・「たまたま通りかかったら、先生の姿が見えたので・・・」と、大きい身体で近づいてきたので、私も驚きました。 そんなこんな、波崎訪問を楽しんでいると・・・幕張総合神庭先生(こちらも急遽、審判を依頼しました。幕張総合から30分ということもあって・・・伝統の成立学園×修徳(SS対決〜偏差値ではありません〜)戦を吹いていただきました。)から電話があり・・・ 「リーグ戦速報ですよ!十文字VS村田ですが・・・3年が引退し、新チームになった村田ですが、全然落ちてませんよ!豊島・内田の2トップが活躍し、十文字から3点奪い、3−0でリードしたんですよ!十文字もそこから2点取り返しました。しかし、3点には届かず、そのまま3−2で村田が勝ちました!いや〜東京は、レベルが高いですねえ!!」と、興奮して報告してくださりました。 村田は午前中、VIDAと調整の練習ゲームをしてきた後、十文字は文京との試合の後、 それぞれ、過酷な条件でのリーグ戦でしたが、村田魂が、炸裂したようです。 1996年創部・・・王者村田を追いかけ、急成長し、気がつけば2年連続全国3位の十文字・・・ 1996年創部・・・王者村田に応援され、十文字のお尻を追いかけ、金魚の糞のようにくっつきながら、気がつけば僅差の試合ができるようになっていた文京学院・・・ 村田・十文字・文京学院・・・MJB(〜コーヒーではありません〜)の3校は、これからも切磋琢磨!! そして、成立学園・修徳という、サッカーの名門校・・・SS対決 晴海総合・飛鳥という、都立の両雄・・・HAHAHA対決 東京の1部リーグ戦も、結構面白くなってきました。まだまだどこも・・・可能性あり!
明日からダルマカップで群馬県バラキ高原に向かいます。日中の最高気温は19℃・・・夜は9℃まで下がるそうで・・・渋滞と寒さに負けないように、頑張ってきます! 更新は24日早朝にできればしますが・・・無理かもしれません・・・ 中学生は 相手チーム内にインフルエンザが発生し、リーグ戦が延期になりました。 |
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9/19(土) 悲願成就から2週間・・・暑さ熱さも彼岸まで!? 9/19・・前期期末考査の答案返却・・・採点作業に追い込まれ、更新できませんでした。 9/18(金) 13:00〜17:00 学校で練習を行いました。昨日から、新しい仲間を向かえました。今年から帰国子女入試を開始した文京ですが、その第一号として、サッカー部希望の生徒が受験し、合格・・・アメリカ国籍と日本国籍の両方を持つBさん・・・まずは学校生活に慣れることだけでも大変だと思いますが、サッカーが大好きなようで・・・すぐに溶け込み、楽しそうに練習をしている姿を見て、「サッカーは、言語よりも優れたコミュニュケーション手段だと思う・・・だから英語の教師ではなく、サッカーの指導者になった・・・」と、語った、ある方の言葉を思い出しました。 「アメリカでは、サッカーは、楽しむためにやるものでした。でも、日本の高校では、勝つためにやると聞いています。だから、私も、一生懸命頑張って、勝てるようになりたいです。」と、面接で話したというBさん・・・大和魂に興味を持ったようです。英語が大好きな部員たちに、ぜひ、英語の指導もお願いしたいと思います! 9/19(土) 答案返却を終え、幕張総合高校に向かいました。千葉U18選手権のベスト4は、JEF/U18・JEF/U15・幕張総合・VIDAの4チーム・・・U18関東前の調整練習試合の1本目のお相手として、幕総さんと、やらせていただきました。 幕総さんも、試験明け2日目・・・文京は3日目・・・ということで、文京の方が、ややコンディションは良い・・・ただ、理数クラスの実力試験があったため、右サイドアタッカーのH選手が不在・・・ 前半を終了し、得点は奪えたものの、要所要所で、精彩を欠く・・・「2週間前、感動を与えてくれた、あの時のチームとは、別のチームのようだ・・・」と、愚痴りながらも、「そりゃそうだよなあ・・・同じようなモチベーションでできるはずがないよなあ・・・でも、できたらすごいよなあ・・・」と、ブツブツと独り言を言いながら試合を見つめました。 次第に風が強くなり、気温も低くなり・・・暑さも、試合の熱さも、彼岸を向かえて一段落・・・という感じでした。 このまま明日の十文字戦(リーグ戦)に挑んだら、ボコボコにされてしまう・・・お墓参りでもして、気分を変えて行きましょう。 文京の中学生ですが、小学生の体験入部があるということを昨日聞き(以前から聞いていたのでしょうが、記憶が飛んでました)、慌てて野田キャプテンに連絡しました。1時間程度の体験でしたが、しっかりできたようです。先日、「中3は、そろそろ高校生の練習に参加してもいいよ」と、野田選手に伝えると、「いえ・・・まだまだ中学生が心配なので・・・」と、キャプテンとしての責任感を感じさせるようなリアクションでした。たくましくなりました・・・カルガモ軍団のリーグ戦は、22日です! |
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9/17(木) 高校生は今日から練習再開・・・中学生はもう少しお待ちを・・・ 試験が終わり、2日間の試験休み・・・サッカー大好きな部員たちにとっては、待望の練習再開となりました。高校生は学校で自主練し、葛飾スポセンへ、その後、夕方から中学生は学校で・・・という予定でしたが、インフルエンザの関係で、いろいろと制限が出てしまい、中学生の練習は中止・・・ 中学生のみなさん!ごめんなさい・・・ 葛飾での練習に、1名の中3生が参加しました。「普段の練習に参加させて欲しいのですが・・・」という強い要望を所属チームの監督さんからいただきました。体験練習会だけではなく、普段、どんな練習をしているか、しっかり見たいということなのでしょうが、そんなに特別な練習をしているわけでもない文京学院を、知っていただくのも良いかなと思い、歓迎いたしました。 2年くらい前までは、サッカークリニックを年間購読したり、トレセンのメニューをファイルしたり、指導用DVDを見たり、インターネットでテーマ別練習法を検索したり・・・いろいろと、模索していましたが、ここ1・2年は、その日のアップを見ながら、メニューを考えるようにしています。文京には、文京のオリジナルがあって良い・・・間違っていようが、別に良い・・・うまくいかなかったら、変えれば良い・・・そんなふうに思うようになって、気楽に練習に取り組むようになりました。 練習は、基本的なことばかりです。難しいことはやりません。オフェンスは、いかに得点を決めるか、ディフェンスは、いかにゴールを守るか、チーム全体としては、いかにパスを回すか・・・それを選手たちが考えながら、お互いがしゃべりながらアイデアを試すことができるような練習メニューが、一番良いと、思っています。 ダメ教師の良いところは、生徒が常に主役になれるということです。教師の能力が高いと、指導者が主役になってしまい、生徒が光らなくなる・・・これが私の持論です! 今日、練習に参加してくれた中3も、最後は主役になっていました。高校生相手にも、当たり負けしない身体の強さと、キックのパワーと正確さ、そして、何より、笑顔・・・素晴らしい選手でした。文京スタイルを気に入ってくれたらう、れしいです! 27日の体験練習会には、今のところ7名の受験生が参加を希望しています。「日曜日の5時から7時なんて、遅い時間に練習するのですねえ・・・」と、先日の説明会で、あるお母様から不思議そうに質問されました。 「27日は、13時から公式戦があるので、遅い時間しか設定できないんですよ・・・」と、言うと、「わざわざみなさん、戻ってきていただいて、練習会をやってくださるんですか???」と、感動していました。 平日の夕方(火・木)は、バスで移動し、外の施設で練習するため、「学校での体験練習」というのを望む受験生の要望に答えられず・・・水・金は、フィジカル中心なので、これもまた、体験練習には向かず・・・土日は、公式戦か練習試合なので、なかなか日程が組めないというのが実情です。 しかし、あまり、受験生勧誘の努力を怠ると、痛い目にあうかもしれないので、9月27日に設定してみました。変な時間で、ごめんなさい!! |
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9/15(火) 東京都高校リーグは 盛り上がる???リーグ戦へのモティベーションをどう上げていくか・・・ たとえば・・・今年、文京は、 修徳、村田、成立学園とは、3回対戦しています。 高校選手権、U18選手権、そしてリーグ戦・・・この他に、秋の関東高校予選、新人戦で対戦することになれば、全部で5回対戦することになります。その中で、各チームが最も力を入れているのが、関東、全国につながる高校選手権とU18選手権・・・次に力を入れるのが、将来的には冬の全国高校選手権になることが予定されてる(現在は関東で完結します)、秋の関東高校予選・・・そして・・・新人戦は、都大会で完結ですが、次春の選手権のシード権に関係あり、非常に重要・・・となると・・・勝っても何もプレミアム(付加価値)がないのは高校リーグ・・・ 1部リーグの上位校は、消化するだけで精一杯・・・というような試合になりかねません。 以前、U18都予選のシード権を、「高校リーグの前年度上位チーム」に与えたことがありますが、前年度とチームがまったく変わってしまうようなことも大いにあり、さらに、クラブチームが高校リーグに参加していないため、この制度は1年で廃止されました。 昨年、一昨年と、JFA技術部の指針に従い、『リーグ戦で強化を』ということで、年間を通して、均等に、かつ、バランスよくリーグ戦を入れていきましたが・・・今年は天候不順や、インフルエンザにも悩まされ、さらに、U18都予選で6チームの総当り決勝リーグ(15試合)を敢行するなど、正直、リーグ戦(1部リーグ)は、後回しになってしまいました。しかし、2部・3部のチームにとっては、自分たちが、東京でどのくらいの順位なのかを知らしめるために、リーグ戦は非常に重要なもの・・・文京も、「関東大会は 遠い目標」だった数年前までは、リーグ戦にかける思いは、強かった気がします。 昨年は、試合日程も白熱するような順序で組み込み、最終節には、十文字VS文京学院(優勝決定戦) 飛鳥VS晴海総合(都立の王座をかけた一戦) 成立学園VS修徳(男子サッカーのライバル・・・女子でも!) ということで、盛り上げた中での「初優勝」ということで、選手たちも喜んだのですが・・・でも、それも、直接対決で0-1で敗れたにもかかわらず、優勝したという、何ともスッキリしない幕切れでした。選手たちも、「もし、十文字がすべての試合でベストメンバーを組んできたら、得失点差で勝つようなことはできなかった・・・」と、わかっていたからこそ、何ともいえない気分だったのでしょう。文京の選手は、勝った気がしない・・・十文字の選手も、負けた気がしない・・・やはり、そのようなリーグ戦は、盛り上がりに欠けてしまうと思います。 たとえば・・・高校リーグが、秋の関東の予選を兼ねるというのはどうでしょうか・・・つまり、上位5校が、秋の関東の出場権を得るというように・・・関カレ(関東大学女子サッカーリーグ)の、インカレを目指す熱い戦いを見ていると、それもいいのかなと、思ったりします。1年生のときに、たとえ3部に所属していたとしても、2年で2部にあがり、3年で1部昇格・・・そして、5位以上になり、関東大会に出れる・・・そんな目標設定をすることで、建設的なチーム作りができるような気もします。高校選手権や、U18選手権は、2部や3部のチームも、関東を狙える・・・しかし、秋の大会だけは、1部のチームしかいけない・・・だから、みんな1部に上がりたがる・・・今のままでは、『1部に行っても勝てないから・・・』と、1部昇格を望まないチームも出てきてしまうかもしれません。 あるいは、思考を変えて・・・リーグ戦は、完全に普及の大会にしてしまうとか・・・ただ、そのような趣旨でスタートしたTリーグでも、やはり勝ちたいという気持ちが出てきてしまい、レギュラークラスを出してしまうようなチームもあるわけで、なかなか難しいと思います。 かつて、十文字が連覇していたときに、Gパン先生が、「リーグ戦にプレミアムをつけよう」と、言っていた気持ちが、よくわかるようになりました。1年間を通して、9試合戦い、優勝するというのは、大変なことです。それを7年間も連続でやり遂げてきた十文字・・・だからこそ、「ライバルたちにも、リーグ戦を重要視して欲しい・・・そのために、プレミアムを・・・」という気持ちになるのでしょう。 みなさんで、良い案を考えましょう!女子サッカーの発展のために・・・ 今年は、まだ6チームに優勝の可能性があります!お互いが全力でぶつかることで、お互いの強化になる・・・頑張りましょう! きっと、こうして書いているのを見たら、女子サッカーを応援してくれるスポーツメーカーさんが、優勝チームに、ユニフォームか、練習着のセットを提供してくれたりするかもしれません。「必ず得るものがある!」・・・そう信じて、リーグ戦を盛り上げましょう!
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9/14(月) 新型インフルエンザに どう立ち向かうか・・・ 新型インフルエンザは、女子中高生と、高校生の運動部(こちらは男女問わず)で流行しやすいと言われています。この両グループは、2m以内で行動することが多いのでしょう。そして、Sマネ、W社長の分析によると、夏の合宿で、3泊目以降に発生しやすいとか・・・つまり、疲れがたまり、身体が弱っていると、抵抗力が低下するようで・・・菌に負けてしまうのでしょう。Sマネでは、今後の大会企画を、すべて2泊3日にするように検討中とか・・・また、ボトルの回し飲み、水道の蛇口で感染すると言っている先生もいました。 文京は・・・まだ学級閉鎖になるほどの感染者は出ていません。これは、@寝不足の生徒が少ないこと A水道に蛇口がなく、自動センサー式であること B指先消毒の習慣が身についていること が、要因なのでしょうか・・・ しかし、油断はできません。 通常の若者は、新型インフルエンザにかかることを恐れるのではなく、他人に移すことを恐れなければなりません。新型インフルエンザにかかっても、タミフルを服用すれば、1日で元気になる場合がほとんど・・・しかし、菌が死滅するまでは、外出を禁止し、他人と接触しない生活を送る義務があります。幼い子や老人への感染は、死に至らせることにもなるので・・・ 「無遅刻無欠席」というものを美徳にするような日本では、「休む」ということが意外と難しい・・・「休む」ことで、他人に迷惑をかけてしまうと思うような、部活動の主力選手などは、無理して登校してしまい、感染を拡大させてしまうのかもしれません。 これから、ダルマカップ、U18関東、関東高校予選と、試合が続きますが、万が一、菌を有している選手が試合に出て、他校の選手に感染させたなどということになると、大変な問題になってしまいます。 学校によっては、37度、37.5度、38度と、自宅待機させる基準がマチマチです。咳がでなく、36度台後半の生徒も、新型感染だったというような事例もあるし、隣人がインフルエンザだと知り、感染していると思い込んで、突然熱が出たという事例もあるし(この生徒は感染していませんでした)、最初の検査で、陰性と出ても、1日後には陽性だったり・・・そんなこんなで、パニックになる人もいるようですが、大切なことは、冷静に対応すること!そして、かかっていないのであれば、予防に最大の努力を! マスクは、感染予防には、ほとんど効果は無いとも言われています。大切なのは・・・ 1)眼や口に 菌を入れない → 指先消毒(アルコール)の徹底 2)菌に負けない体調管理 → 十分な睡眠を維持する 3)部屋を乾燥させない → 湿度が高いと繁殖能力が低下する そして・・・自分の体調が、怪しいと思ったら、外出しない!! もし、今日、感染したら、ダルマカップには参加できませんが、秋の関東高校都予選、U18関東には出場できる・・・ もし、ダルマカップで感染したら、秋の関東高校都予選には出場できない・・・ もし、連休中にどこかで菌をもらってきた人に接触し、連休明けに感染したら、U18関東は断念・・・ でも、それは、仕方ないことです。運命です。神の導きです。 私も、新型インフルエンザにかかるかもしれません。その時は、前回のように、「何事もなかったように登場」というのは、犯罪になります。サッカー部の練習・遠征をどうするか、ガイドラインを作成しておかなければならないでしょう。 |
9/13(日) 今日も群馬からコールあり・・・健大高崎U18群馬県予選優勝! 今日は久しぶりに家から一歩の外に出ず・・・配置されてた船橋での説明会も、学校の配慮で外していただき、お葬式の整理を中心とした、諸作業に、じっくりと取り組みことができました。すると・・・健大高崎の後藤先生から電話が・・・ 「先生!おかげさまで・・・・」と、言う声が、とてもうれしそうでした。これで、群馬の代表が決まりようやく、トーナメント表の解禁です!!見たくて見たくてたまらない人が多いと思うので、茨城から配信されるまえに、作ってしまいましたよ〜!! →第13回U18関東地区予選 トーナメント表 健大高崎は、昨年から、DARUMAカップを開催し、関東地区の高校女子サッカーの発展に、大きく貢献しています。そして、監督の後藤先生は、本当によく動く・・・自分のチームを愛していなければ、絶対にあそこまでは動けない・・・歌もうまい・・・彼の情熱に選手たちが応え、今年は、高校選手権に続き群馬で2冠達成!おめでとうございます! そして、今年のDARUMAカップは、場所を嬬恋村のバラキ高原に移し、大々的に行われることになりました。招待チームは20チーム・・・その一覧と、チームプロフィールが、健大高崎女子サッカー部のホームページに掲載されています。よくぞここまで集めましたね・・・アッパレ剣ちゃん!ダルマ剣ちゃん!よろしくお願いします! ★DARUMAカップ2009 高崎健康福祉大学高校招待大会 9/21〜23 於:群馬県嬬恋村バラキ湖
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9/12(土) 関東大学女子サッカーリーグ 高橋先輩(関学大) スーパーゴール! →関東大学女子サッカー連盟 公式HP 昨日の日記に記載した、2001年・2002年U18東京選抜監督、山口重信先生から、電話がありました。 「日記見たよ!なつかしいね・・・」という電話かと思いましたが、そうではなく・・・ 「今日、関東大学リーグで、日体大に勝ったんだよ!1−0で!んんでね、何で電話したかって言うと、その1点を決めたのが、高橋紗樹(09年3月卒)なんだよ。GKの位置を見て、遠目からループ気味に打ったんだけどさあ・・・あの場面でシュートを打てるって、素晴らしいことだよ。」 とても、うれしそうな山口先生の声を聞いて、私もうれしくなりました。 思わず高橋選手に、「今日、試合見に行ってたんだよ!あの場面であのシュートを打てるなんて、天才だね!」と、メールを入れると・・・ 「今日は来ていたなんて気づきませんでした。本当にありがとうございます。ご挨拶に伺えず、申し訳ありませんでした。今日は試合に出る前から、ゴールが見えたら打とうと決めて、ピッチに入りました。あの時のシュートは、GKが前に出ていたのが見えたので、思い切り蹴りました。まさか、入るとは思いませんでしたが、思い切りゴールに向かって蹴って、本当に良かったと思っています。打っていなければ、悔いの残る試合になっていたと思います。まだまだリーグはこれからなので、過信せず、謙虚な気持ちを大切にしながら、練習に励み、試合に出れるチャンスをいただけたら、全力で頑張りたいと思います。先生が来ていたなんて・・・本当にありがとうございました。」 イタズラっ子の私も、さすがに罪悪感を感じ、すぐに謝罪メールを送りました。相変わらず、真直ぐに生きている高橋紗樹選手・・・オレオレ詐欺には気をつけて・・・オーレオーレサキ! 今年から1部に昇格した関東学園大学は、第1節、早稲田大学(昨年準優勝)に1−2と惜敗しましたが、第2節で日体大(昨年優勝)を1−0で破り、祈願のインカレ優勝に向け、一歩一歩進んでいるようです。山口先生は、やはり、優勝監督が似合う・・・私とSAME AGEなのに、あんなにイケメンで、メタボと無縁・・・うらやましい・・・ 宮下選手が進学した国士舘大学女子サッカー部も、今年から3部リーグに参入・・・先日、宮下選手から、メールが来ました。 「先日、武蔵丘短大で行われた開会式では、高校時代に一緒に汗を流した仲間にたくさん出会うことができ、久々の再開に、話は尽きることはありませんでした。国士舘大学サッカー部は、夏休みに3回の遠征を行い、練習を通して、高校時代とは違ったものが、たくさん身につきました。来年、国士舘でサッカーをやりたいという受験生も、全国からたくさん練習に参加しています。来年入ってくる1年生に負けないように、日ごろの練習を怠ることなく、ひたむきに頑張っていこうと思います!」 1年で3部優勝、2年で2部優勝、3年で1部5位以内インカレ出場、4年でインカレ優勝!!宮下選手なら、きっと、目標を高く持って、頑張るでしょう!(1部リーグ上位5チームがインカレに出場できるというシステム) 尚美学園大学の藤本選手からも、「絶対に負けられない戦いが始まります!」と、4年次のインカレ優勝を目指し、意気込みを書き連ねた「尚美学園女子サッカー部通信」が、送られてきました。 盛り上がる大学サッカー・・・仕掛け人は、テーマソング学園天国の、筑波大監督、オババ氏なのでしょうか・・・それとも、銀河鉄道999の、武蔵丘短大、河合監督なのでしょうか・・・ホームページも、すっきりとまとまり、情報も満載の関東大学女子サッカーリーグ・・・11月3日まで、熱戦から目が離せません!! 今日から前期期末試験がスタートしました。文京サッカー娘たちの戦いの場は、グランドではなく、教室・・・試験監督をしながら、「大丈夫かなあ・・・」と、授業参観の父親のような気分になり・・・そのうちに、だんだんと、自分の高校時代の記憶がよみがえってきました。 私は高校時代、化学のテストが怖く・・・いまだに夢に出てきます。 高1の2学期に、クラス48人中、48位・・・赤点は5個でした。 都立第一希望だった私・・・内申点が今ひとつだったので、「入試で満点とれば可能性がある」と、言われ、気合を入れて受験をしました。 しかし・・・【1】の解答欄・・・
だったのですが・・・
だと思い込み・・・ 2問分(8点)不正解になり・・・しかも、補欠の57番目で、56番までが合格するという、悲しい高校受験でした。 その反動かどうかはわかりませんが、私立の高校に進学するも、なんとなくやる気になれず、勉強しないまま高1の半分が過ぎていき、最下位という成績に至ったのです。 「このままでは、転校するしかない・・・」そう言われても、特に焦ることもなく、「なるようにしかならないだろう」と、投げやりになりかけていました。そんなどん底から救ってくれたのは、母方の遠い親戚でした。その家は、教師一家で、日曜日に自宅で近所の子供たちに、勉強を教えていました。近所ではなかったのですが、頼み込み、その家に出向き、英語と数学を教わりました。すると・・・苦手だった英語の成績が上がり、「カンニングしているのではないか」と、学校の先生から疑われるほどになりました。数学も、赤点を回避することができ、気がつくと、人に教えている自分がいたりしました。 もし、この遠い親戚に出会わなかったら、私は、どうなっていたでしょうか・・・考えると、ゾッとします。「できないことが、できるようになっていく感動」を体験し、自分もそれを人に伝えようと思い、教師になることを決意・・・それからは、勉強することが、将来の仕事に直結すると確信し、意欲を保つことができた記憶があります。 20年経ち、私に英語を教えてくださった先生は、私にご長男の英語の家庭教師を依頼しました。もちろん、断るなんてできるはずがなく・・・部活を終え、8時からの授業という厳しいスケジュールでしたが、恩返しに行きました。しかし・・・教えているうちに、私が寝てしまい・・・恩返しはできず、1年続くか続かないかのうちに、退散しました。今から数年前の出来事・・・ 試験監督をやりながら、そんなことを思い出していました。 勉強は、自分との戦いです。さぼろうと思えば、いくらでもさぼれる。頑張ろうと思えば、いくらでも頑張れる。勉強とは、「知る」ということ・・・興味があることは、「知る」意欲がわきますが、興味を持たなければ、「知る」必要性を感じられません。ぜひ、「知る」という喜びを感じ、「毎日が勉強!」と言える人生を送って欲しい・・・なんて、父親臭いセリフを思い浮かべていました。 |
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9/11(金) 2001年・・・U18関東茨城大会を思い出し・・・これからが本編!? U18関東大会の会場である茨城・・・宿泊先の検討、前日練習会場の検討、試合会場の確認などしていると、8年前のU18関東大会にタイムスリップしていくようでした。 関東大会は、関東8都県で、主管を順々に担当していくわけで・・・8年前の2001年大会が、茨城県だったわけです。 まだ、U18大会が選抜大会だったときでした。東京選抜の監督に山口先生(現関東学園大監督)、コーチに、石山先生(十文字)、寺谷さん(日テレメニーナ)が就任し、そのお手伝い役として、スタッフに入れさせていただきました。私の仕事は、宿の手配、バスの手配、スケジュール管理、そして、IDの管理とメンバー表の記載、ビデオ記録、まさに、マネージャー・・・選手たちも、私のことを「社長さん!」と呼び、旅行会社の社長のような立場で参加していました。「社長!部屋の鍵が壊れているんだけど、直してください!」そんな選手たちの要望に、駆け回る、ひたむきな36歳でした。 選抜大会で、最も気を使うのは、IDの管理・・・各チームから、IDを預かり、保管するわけですが、もし紛失してしまったら、その選手は、選抜大会はおろか、直近の各大会にも出れないわけで・・・しかし、普段から、そんな仕事をしたことがない私は、IDを1枚、落としてしまったり、2枚重なっていることに気づかず、必死に探していたり・・・ダメダメぶりを発揮し、ID恐怖症に陥り、常に青ざめていました。 そして、試合当日の朝・・・車の鍵が無い・・・確かジャージのポケットに入れていたはずなのに・・・同室だった山口先生、石山先生も、一緒になって、必死に探してくれました。なんと、鍵は、掛け布団と、掛け布団カバーの間に入っていたのです。もう少し発見が遅れていたら、試合に間に合わず、悲惨なことになっていたでしょう。 その年、U18東京選抜は関東大会優勝、そして、Jビレッジで行われた全国大会でも、優勝を遂げ、一躍注目を集めました。翌年(関東大会 群馬 全国大会 鹿児島)も、同じスタッフで、連覇を成し遂げ、ようやく私も、一人前のマネージャーになれた気がしました。2003年、2004年と、監督に石山先生が就任・・・山口、寺谷コーチ・・・という布陣で、東京選抜が組まれました。この2年は、優勝こそ逃したものの、2年連続ベスト4入りを果たしました。この4年間、優秀なスタッフ、優秀な選手に関わらせていただくことで、大いなる刺激を受けました。まさかまさか・・・自分のチームが、単独で関東大会に出場できるなんて・・・夢にも思っていませんでしたが、その原点は、パシリのオヤジとして、選抜チームに貢献した4年間だったと確信しています。 自らが、八千代高校の選手として、全国大会に出場した経験を持つ山口先生、 高い目標を持って、最先端の戦術を取り込みながら策を練る石山先生、 メニーナという事実上の全国選抜チームを担当し、妥協を許さない寺谷コーチ、 この3人の指導法や考え方を客観的に見つめながら、勉強させていただきました。 2連覇した時代の東京選抜の選手は、「うまい」だけの選手ではなく、勝負に対して、高い意識を持った選手たちでした。その多くが、今、代表に入っていたり、なでしこリーグで活躍しています。その選手たちからも、たくさん学び取ることができました。 この8年間、あっという間のような気がしますが、本格的に女子サッカーに関わって、まだ8年間くらいなのだなあ・・・と、あらためて、未熟さに気がつきました。 From 2001 to 2008 序章 From 2009 to 2016(52才) 本編 From 2017 to 2024(60才) 後編があるかどうかは わかりません 茨城から山梨まで・・・この8年が本編となるように頑張りたいと思います! |
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9/10(木) 大会終えてひと段落・・・東京の武将様たちからのメッセージを掲載しました! 7日(月) 父の告別式・・・喪主の挨拶で、「告別式に参加していただき・・・」と、話してしまい、親戚に怒られる・・・「参列」でした。 8日(火) 出勤して、先生方に挨拶・・・父の葬儀の報告と関東出場の報告・・・さすがに拍手はありませんでした。 U18関東大会の申込、学校への提出文書作成、関東高校女子サッカー大会の試合日程調整(小尾先生、中野先生に協力していただきました)など、また、忙しくも、楽しい日々がスタートしました。 9日(水) VIDA福井さんの日誌に感動しました。 10日(木) 週末からスタートする前期期末試験の問題作成、高校1部リーグの日程調整など、忙しかったですが、すべて完了しました。昼休みに校庭を走る部員たちを見て、元気をもらいました。モルテンさんが、ラインカーの販促に来ました。文京では使いませんので、試合会場として、お世話になっている晴海総合と飛鳥に、2台ずつ、合計4台購入しました。お試しください。 ようやく仕事も一段落・・・ 日本航空のS間さんからメールが来て、「JFAのなでしこコラムに、床ちゃん、載ってますよ!」と・・・先日のLigaのときに、取材を受けたものでした。日野先生が、初日不在だったため、私がインタビューに応じてしまい、偉そうに語ってしまいました。すみません! →JFA なでしこコラム ちょうど、今日、大倉先生、日野先生と、平成25年度以降のインターハイについて、話をしていたところでした。インターハイの実現には、皆様のご協力が必須です!なにとぞよろしくお願い致します。 ★コラムの中で、インターハイ実現が、最短で2010年度とありますが、これは誤りです。平成24年度、2012年の北信越(サッカーは長野県)が最短となります! 何人かの選手たちが、サッカーノートを提出してくれました。関東に行けた喜びは、大きいようですが、「私は全くダメだった」というコメントが多く・・・意外にも冷静だったことに驚きました。U18の関東と平行して、秋の関東高校女子サッカー大会予選(いずれは、冬の高校選手権の予選になっていく予定)が行われるわけで、試験明けから、大会モードが続きます。「ギリギリの試合を勝ち進むことで、精神的に強くなれた」という、選手のコメントと、試験前でも走りこみをしている選手たちを見ていると、「私も走ってやせよう!」とは、思いませんが、「きっとまた、感動を与えてくれるだとう」と、期待でお腹が膨らみます。 最後に・・・VIDA福井さんの、暖かいメッセージ(日誌より)と、その他の武将たちのコメントを掲載して、今日の日記は終わりにします。 福井和哉 様(FC VIDA) 東京は実力が伯仲している。それぞれのチーム内に負の要素が一つでもあるとリズムが狂い敗戦に繋がる。それぞれにまったく違うスタイルの特長を持った6チームが覇権をあらそった。夏に苦渋を味わった2チームが代表権を得た。明確な目標を持ち高いモチベーションで望んだ2チームが勝った。もちろん他の4チームも同じように頑張った結果でもある。しかし、文京にはプラスαがあった。よく筋書きのないドラマというが、ここまで筋書き通りの勝利もまた感動的ですばらしい。このαを生み出す選手達の心意気・チーム一丸のもたらす力・モチベーション、生きたモデルとして大いに学びたいものです。 矢代浩平 様(村田女子) 関東大会出場おめでとうございます。 そしてお父様・・・心よりご冥福申しあげます。 何も言ってくれない先生・・・石山先生からのメールで知りまし た。 週末の試合はどうするのだろう・・・文京の生徒は大丈夫なのか・・・余計な心配でした。先生はすでにグラウンドに立たれておりました。 新小岩での先生は近寄りがたい阿修羅のようでした。 今日の告別式・・・先生の顔を見たら思わず涙が出てきてしまいました。先生のことです。何もなかったように明日からグラウンドに立つのでしょう。ユースの関東に向けてバスの運転を始めるのでしょう。 先生!また文京を追っかけます。待ってて下さい。 石山隆之 様(十文字) いろいろとお疲れ様でした。これからまだ落ち着かないと思いますが、疲れが後から来ると思いますので気をつけて下さい。 そして、ユースおめでとうございます!関東に行きたいと強い気持ちで臨んだ2校が順当に行ったと思います。代表として勝ち抜くようしっかり準備して下さいね! 有賀重和 様(修徳) 先生…頑張ってください。文京のチームワークの良さはゲームにも出ていますし、一番の脅威であり、そして一番の力だと僕は思っています。僕はまだまだ未熟者です。
大滝靖 様(晴海総合) 関東大会出場おめでとうございます。社長の涙を見て、前回の春、夢の島での文京関東初出場の場面を思い出しました。今回、選手は大騒ぎすることなく、「当たり前だ!」と、いった雰囲気があり、たくましさを感じました。秋は、うちも、負けないように頑張ります。またよろしくお願いします。 金澤真吾 様(飛鳥) お父さんのおかげですよ!お父さんの・・・レッズとやれるのは、うれしいねえ! ※普通は、1回戦がレッズと聞けば、「え〜!」と、驚くのですが、彼は違う・・・「よっしゃ!」と、相手が強ければ強いほど燃える男です。 中野進冶 様(成立学園) 今回の勝因のひとつに、キーパー中村選手の成長があるでしょうねえ。10月の東京選抜遠征には、中村選手を招集したいと思います!うちも、飛鳥戦で勝っていたらなあ・・・と、思うと後悔が残りますが、また頑張ります! 川辺健一 様(SFIDA世田谷) 決勝リーグ、初戦(飛鳥)でやぶれた時は、正直厳しいと思いました。でも、そこからよく這い上がりましたよね・・・さすがです・・・おめでとうございます! ※全日本選手権都予選の決勝で戦ったSFIDA世田谷・・・全日本選手権関東大会の初戦は、早稲田大学です。 |
9/6(日) 「残念」と「おめでとう」が交錯した一日・・・みなさまのおかげです 9月1日朝・・・学校に行く直前・・・ 「脈が無い!」「心臓が動いていない!」と、3階で騒いでいる声が聞こえてきました。 同居している82歳の父が、心肺停止状態になりました。 2年前に同じように心肺停止になるも、そこから奇跡的に蘇生された父・・・ しかし、今回は8時2分、搬送先の病院で臨終確認となりました。 始業式を途中で抜け出し、葬儀屋さんと打ち合わせ・・・ 週末の試合が終わってから、お通夜、告別式となるように、段取り、何事も無かったかのように、夕方学校に戻り、選手たちを新小岩に引率しました。 なんとなく、私の様子を伺うような表情をしている2・3年生・・・バレタカ??? 試合に影響が無いように、選手や対戦相手の監督さんには、黙っていようと思ったものの、普段学校を休まない教師が、突然姿を消せば、すぐに理由を捜索され・・・バレるのも時間の問題・・・また、リーグ戦の日程調整などで、「折り返し電話くださーい!」というようなGパン先生からの留守電にも、リアクションできず、「ちょっと・・・身内に不幸があったので・・・」と、思わずメールしてしまい・・・隠すことができませんでした。 水曜日の時点で、Gパン先生から、各方面へ連絡が流れました。本当に、気を使ってくださいました。そして、木曜日の新小岩・・・村田との練習ゲームのとき、バスのドアの下に、ビールの差し入れが・・・Y代先生からでした。後日、ご父兄から聞いた話によると、練習ゲームを終え、挨拶に出向いた文京の選手に対して、 「サッカーは自分のためにするものです。でも、週末の十文字戦、成立戦だけは違う。先生のために絶対勝つんだよ!!勝つんだよ!!」と、凛として話されたとか・・・ |
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9/5(土) 最終戦まで望みをつないだ 文京サッカー娘たち いよいよ明日! 私ごとでドタバタし、しばらく更新できませんでした。 愛読者の皆様には、ご心配をおかけし、申し訳ありません。 私は元気ですので、ご安心ください! 本当は月曜日まで更新しないつもりでしたが・・・ 選手たちが、期待以上に頑張ってくれているので、私もしっかり、大切な試合のことは 書き残すべきだと思い、更新することに・・・選手たちに心を動かされました。 残す試合は、十文字・成立学園・・・木曜に行われた成立VS十文字が0−0の引き分けだったため、関東に出場するためには、残り2試合で、勝ち点「4」をあげなくてはならない・・・負けは許されない・・・そんな緊張感の中、9月5日、十文字戦を迎えました。 開始早々、事故のようなラッキーな得点をGET!神様、仏様が味方しているようでした。 キッチリ決めた原武選手にも、拍手! しかし、すぐに同点に追いつかれ、前半終了・・・1−1 後半スタート開始直後、向山→時田→坂本で 得点・・・2−1 一瞬の心の油断か・・・弱いパスからカウンターをくらい、失点・・・2−2 その後は、十文字の怒涛の攻撃を耐える・・・ テツのキャッチング、飛び出しのタイミング、VERY GOOD! DFも、集中して、やるべきことをやりました! 2−2引き分け・・・勝ち点「1」ゲット!明日の成立戦に望みをつなげました。 最終戦までもつれこんだU18都予選!その主人公となった文京学院サッカー娘たち! さあ、いよいよ明日・・・引き分け以下ではダメです。 勝ち点「3」を上げることが、関東大会への絶対条件です。 さらに・・・ 十文字VS飛鳥で 十文字が飛鳥に1点差で勝利するということになると、 2点差以上で勝たなくてはダメです。 十文字も 飛鳥も 3位を目指す成立も 必死です。 だからこそ ドラマティックな東京劇場! 結末は 神と仏のみぞ知る・・・ 心の底から、私も応援したいと思います! ここ数試合、必ず得点を上げている3年生たち ここ数試合、チームを盛り上げている2年生たち ここ数試合、自信をつけた1年生スタメン岩崎選手 ベンチから出番を待ちながら 必死で応援するサブの選手たち やれることをしっかりやろうとする サポート部隊たち 2009年9月6日が 思い出に残る一日になるように・・・
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